2005-06-25から1日間の記事一覧

新宮一成「ラカンの精神分析」

薦められることの多い著作の割には、かなり怪しいラカン。日本の学者にありがちな、分かりやすい説明をする気のない、読者を煙に巻く解説書。鏡像段階理論なんて、しょせん初期のラカン理論なので、かなり図式的に説明することができる。しかし、そうした分…