2007-02-26から1日間の記事一覧

セラーズ「経験論と心の哲学」第3部「見える」の論理 を解説してみる

「赤がある」と「赤が見える」と*1はどちらが根底となる命題なのだろうか。伝統的な哲学の議論では「赤が見える」が根底であり、「赤がある」はそこに存在が付与されるものであるとされた。しかし、セラーズはこれを否定する。「赤がある」こそが根底であり…