ちょっとした言及で経歴とかの確認はめんどうでしない

コメント合戦(前回の記事)をすると切りがないので記事に昇格します。別に本物でも偽者でもプログラムでも何でもいいけど、またコメントが返ってきたことにびっくり。ネット上ではテキスト中心主義者である私としては文章がまともならなんでもいいです。
なんで茂木.健一郎が話題になるのかよく分からない。同じ有名なら池谷裕二の方がダントツで格が上だ、というか比べ物にならない。池谷さんは脳科学者には珍しく心理学の知識もしっかりしている。最近はトンデモ本を出してる澤口俊之だって、昔はマトモな著作を出していたというのに。
そういえば、茂木氏が処女作を発表したころ(90年代半ば)は向こうでコネクショニズムクオリアがまだ話題になっていたころのはずだ。で、茂木氏はこのころ留学してたんじゃなかったかな。なぁんだ、流行に乗っただけじゃん。で、未だに話題は変わらない。というか、すでに単なるエッセイストだ。真面目に地味な研究しろ!お前に理論の才能はない!(調子に乗って言い過ぎ?)
悪口ついでに。今年でた小説「デカルトの密室」は途中で読むの挫折した。何で今更チューリングテスト?「言語を生み出す本能」でピンカーがそんなのアマチュアのやるもんだって言ってたが、私もそう思う。この著者の認知科学の知識はかなりあやしい。なんだよ、あの四枚カード問題の解釈は、意味分からん。(また言い過ぎ?酔っ払ってることにして)
いいかげん年末なんで休ませていただきます。年始は……好きなときに書かせろ!

  • ちなみに今読んでる本

赤ちゃんは知っている―認知科学のフロンティア (藤原セレクション)

赤ちゃんは知っている―認知科学のフロンティア (藤原セレクション)

考えるサル―知能の進化論

考えるサル―知能の進化論

近所の田舎な図書館にあった数少ない未読の認知科学書から。どちらも当たりです。久しぶりに実証研究のレビュー書(様々な研究成果の紹介、モノグラフとは違う)を読んだ。やっぱ、実証実験はおもしろいよね。心理学実験は条件の制御が大変だよな、とも思った。

渡邊恵太の日記@はてな〜生態心理学(アフォーダンス)インタフェースデザインの研究〜 http://d.hatena.ne.jp/niche/
あとアフォーダンス関連のリンクもつけときます。年末年始の暇つぶしにでも。アフォーダンスがデザインに直接使えるわけがない、ってそりゃそうだ。