日本の自殺の話、続報
養老孟司先生世代の脳は狂っている http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/28977297.html
脳がおかしい云々の話はバカらしいので無視するにしても*1、統計データそのものは興味深い。団塊の世代前後はもともと自殺率が高いかもしれないのね。ただし、こういうのは社会学的な理解が一番妥当な気がする(デュルケムの「自殺論」は古典)。ちなみに、具体事例は主にマスコミの記事からであることを考えるとサンプリング(抽出)に偏りがありそうであまり参考にしすぎない方がいいと思う(50年後に今現在の記事を見ることを考えてみてくれ。マスコミは特殊事例を取り上げやすい)。
*1:特定の世代の脳だけがおかしいわけがない。あったとしたら何か物理的な理由があったはず(例えば公害や戦争のような)。というか、日本で行なわれている脳関連の話の大部分は、脳を一切話題にせずとも成り立つものばかりだ。脳って流行語だよね。