認知科学リンクに付け加えたサイトその他

ここに書き込まないと気づいてもらえそうにないので、書き込んでおきます(これまでにもリンク集の更新はしていたが、知らせなかっただけ)。
Linda B. Smith
心理学、特に発達。ダイナミカル・アプローチ(力学系理論)で有名なセーレン&スミスのスミスの方。
William Bechtel
哲学、特に科学哲学方面らしい。サイトにある各種解説論文はかなり便利。
Scott Atran
人類学。素朴生物学の研究が代表的。文化に関してはスペルベルと同じような感染説をとっているようだ。
ちなみに、以下の資料はまだ作成途中ですが、お知らせはしておきます。ただし、説明は(まだ?)書いてないので知識のない人が見ても面白くありません。このブログの左側サイドバーの下方にも一応リンクがあります*1
19世紀心理学前史(年表) http://d.hatena.ne.jp/deepbluedragon/10001010/p1
普通の更新には飽き気味なので、これからは隠れてこんなことばっかりしてるかもしれない。

*1:追記…後からあまりにこれじゃ貧弱なエントリーだと思ったので、追記として仮説を書いてみる。1:コントの実証主義が後々の生命科学と社会科学との分岐につながった(ちなみに心理学はどっちつかず気味)。2:前期ダーウィンと後期ダーウィンとの研究が(遺伝学を受け入れた)生物学と(動物研究を受け入れた)心理学とに別々に継承された傾向がある。3:ダーウィンとトマス・ハクスレーとが弟子のロマニスとモーガンとを介して心理学に異なる影響を与えた。最後におしゃべり、心理学っていうのは物理学みたいには積み重ねが利きにくい学問だから、似たような考え方が模様替えして現われることが多い。認知科学も同じ特徴を受け継いでいる傾向がある(例えばフォーダー本人も言及しているがモジュール説はガルの能力心理学(骨相学)の現在版)。ちなみに、ロシア心理学の系譜はもっと注目されてしかるべきだと思うが、これは別に記事を書くほうがいいかもしれない(例えばA.ルリアの脳理論は興味深いとか)。