2008-01-01から1年間の記事一覧

またリンクです(こういう更新は楽でいい)

【報告】 一匹の猫と共に理性的であること―ドミニク・レステル講演「動物性と人間性」http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/from/blog/2008/02/post-55/ 講演者のドミニク・レステルは、どうも経歴を読んでいると認知科学の人だって気がする(気のせいかな?)。だと…

リンクです

知の冒険者たちの創発の心意気を知る──「コレクション認知科学」完結にあたって http://www.utp.or.jp/todai-club/2008/02/15/aiieaoaiaieiouoaieoyyiyyycyocaieoeecaae/ 私がリンクしなくて誰がする、ってことでリンクしてみました。 私の個人的な思いかも…

どこまでが進化心理学の範囲?

勘違いしている人を見かけたが、私は進化心理学の全体を批判していない、進化心理学と言っても、モジュール論的な正統派の進化心理学話もあれば、(社会生物学の影響を受けて)ネオ・ダーウィズムを取り入れた進化心理学話もある一方で、(進化上の適応的説…

どうでもいい愚痴

認知科学専門のブログをやるとアクセス数を稼ぐことができるだろう、みたいな事が書いてあるエントリーを読んで、このブログってそんなに人気あったっけ?と疑問に思う。こっちが気づかなかっただけでいつの間にかそうなってたのか?、と思って(普段は見な…

回答のレベル高すぎなサイトへのリンク

動物に感情があるのか?? http://oshiete.nikkeibp.co.jp/qa3641295.html 言語学習の臨界期について教えてください。http://oshiete.nikkeibp.co.jp/qa2538815.html 上記は「おしえてBP!」 のサイトへのリンクなのだが、transactionさんの回答のレベル高すぎ…

知識は経験の代わりにはならない

日本には役に立ちそうもないゴミのような応用学がはびこっている。そもそもの研究者が頭でっかちで話にならない場合を除いても、最大の原因は応用に必死で基礎への理解がないのが最大の原因だ。認知科学は基本が基礎科学だと私は思っているが、認知科学に関…

エルコノン・ゴールドバーグ「脳を支配する前頭葉」(感想)

これまでの日本の脳ブームに関連付けた感想(書評ではない) これまでの日本は脳ブームであったにもかかわらず、これだけの重要本が今になってやっと訳された。日本で起こるブームなんてその程度のレベルにすぎない。 この著作は脳科学の前頭葉ブームの先駆…

アルチュセール「マルクスのために」

今となってはマルクス主義の哲学としてよりも社会科学の哲学して読む方が面白い アルチュセールはマルクス主義やフランス現代思想の衰退と共にあまり読まれなくなってしまったが、実は余計なブームが終わった今こそ純粋な読解がなされる価値のある著者である…