認知科学

ジジェクの認知科学批判など、認知科学の歴史ではとっくに通りすぎたことだ

認知科学が、意識やクオリアの問題についての思弁的な話をするようになったのは比較的最近、1990年代以降のことだ。それまでは、基本的に実証的な「科学」としての地位を保っていた。1990年代あたりに物理学者ペンローズなどが加わったあたりから、話が思弁…

日本語で読める認知科学系サイトのリンク集

日本語で読めるまともな認知科学のサイトは異様に少ない。一番いいのはアメリカのサイトを見ることだが、やっぱり英語を読むのはめんどくさい。というわけで、何とか探したまともなサイトを紹介したいと思います。でも、入門サイトって、いいのがない。あん…

「はてな認知科学小辞典」の項目選定の試案

これはデモンストレーションとしてのお試しです。とりあえず、適当に思いついたのだけを少し挙げています。本格的にはまだまだこれからです。もちろん、これから増えます。 ちなみに、認知科学のお薦め文献としては、NHK出版から出ているピンカーの一連の…

「はてな認知科学小辞典」の項目選定に関する試論

はてなキーワードに認知科学関連の用語を増やすために、「はてな認知科学小辞典」というものを考案しました。とりあえず、キーワードにあるないにかかわらず項目を選定してみたいと思います。説明内容を本格的に書くのはその後にします。項目は少なすぎるの…

素人による素人のための生成文法と認知言語学の超要点講座

はっきり言って生成文法も認知言語学も認知科学では有名だけど、その割に基本を理解してない人は結構いる。というか、そもそも分かりやすい紹介が日本ではあまり見当たらない。以下の議論では最近の専門的な傾向は無視してます。私だって詳しく知りません。…

心の哲学に関する説明(改訂版)

序 心の哲学とは、心に関する様々な根底的疑問に答えようとする哲学の分野である。 心の哲学での主要な問題として心身問題が挙げられる。心身問題では心と身体とがお互いにどのような関係にあるかを問う(最近では身体の代わりに脳を持ってくることが多い)…

The chronicle of cognit science(new edition)

year title name - Before the 1940s:Pioneering works - 1930 The child's conception of the world Piaget, J. 1932 Remembering: A study in experimental and social psychology Bartlett,F.C. 1934 Thought and Language (Myshlenie i rech'.) Vygotsky…