認知科学系のサイトのリンク集(その2)

認知科学ネタばかりですみません。普通に読める記事もまだ手元にはあるのでもう少しお待ちください。でも、認知科学も久しぶりに触れてみるとちょっと面白い。でもまあ、研究者(院生)になっていない時点ですでにやる気が無いともいえる。科学なんて地道でマニアックな作業ばかりだってぇ。私は理論(哲学)に走りました(ただし独学)。そっちの方が性に合っていると思ってる。
ちなみに、ネット上の認知科学関連のひどいページを叩くという企画も考えているが、ネット上で悪口を言うのは問題があると思うので躊躇している。ちなみに、認知療法認知科学とは基本的には関係ない(思いっきりあるかのように言ってるサイトがある。というか臨床系とは相性が悪いです)。

はてなアンテナって始めて調べました。使えるリンク集もあるようです。
Exploring Cognition Extended - 大西 仁 (OHNISHI, Hitoshi) http://a.hatena.ne.jp/ohnishi/
はてなアンテナ。実は年季の入った研究者らしい。私は知らない。研究者仲間らしい鈴木宏昭氏なら、私が卒論で参照した参考文献の著者の一人としてなら知っている。研究者のブログも多くて、けっこう便利。
Journal Antenna for Cognitive Psychology http://a.hatena.ne.jp/naka-semi/
はてなアンテナ。海外の学術雑誌の紹介。はっきり言って研究者向け。研究室に所属してないと使いづらいと思う。海外論文のe-textが読みたければ、後で紹介するScienceDirectのサイトが便利。
京都大学霊長類研究所 http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/index-j.html
もちろんはてなアンテナではない。チンパンジーの認知研究で有名なあの松沢哲郎の所属する研究所。彼は行動神経研究部門の思考言語分野。他にも面白そうな内容が盛りだくさん。
学問分野別 大学教授・研究者インフォメーション http://www.kawai-juku.ac.jp/prof/index.html
情報がちょっと古い気もしますが、まともで便利なページに変わりがない。情報は1990年代後半しかないのが欠点。インタビューは日本の大物研究者ばかりなので豪華。ちなみに、認知科学以外のほかの分野も結構役に立ちます。後はデータが新しければなぁ。

もちろんすべて英語です。私も別にそれほど目を通してません。一応は便利そうなのに限定してます。

    • 初級篇

Cognitive Science(Stanford Encyclopedia of Philosophy) http://plato.stanford.edu/entries/cognitive-science/
ネット辞典の項目です。あくまで哲学系の辞典なので、そういう方面の説明です。ちなみに他の項目もとても便利です。執筆陣は超が付くほど豪華。哲学方面で知りたいことがあったらまずはこれ。未完成の項目が多いけど。
University of Alberta Dictionary of Cognitive Science: Main Page http://www.bcp.psych.ualberta.ca/~mike/Pearl_Street/Dictionary/index.html
お手軽なネット版認知科学用語辞典。とりあえず便利。あとは日本語版でこういうのがあったらいいんですけどねぇ。
Yahoo! Groups cogbloggroup http://groups.yahoo.com/group/cogbloggroup/
googleで調べたら出ました。いろいろなサイトが紹介されていて便利そうな感じ。私はちょっとしか見てないが、悪くはない。linkにある10 Classics from Cognitive Science(Cognitive Science誌に載った10の古典的論文」)は便利。ScienceDirectのサイトで論文を調べてみよう。
Celebrities in Cognitive Science http://carbon.cudenver.edu/~mryder/itc_data/cogsci.html
認知科学関連の人物別によるリンク集。その人物一覧は第一級の有名人ばかり。眩しくて目がくらみます。結構便利。ちなみに同じサイトの他分野のリンク集も便利です。

    • 中級以上

Marxists Internet Archive http://www.marxists.org/index.htm
マルクス主義系サイトのはずですが、そんなことには関係なく、いろいろな学術的な著作からの抜粋や英訳が手に入る便利なページです。特にヴィゴツキーは英訳のe-textが丸ごと手に入ります。Subject Archiveから項目を選びましょう。Psychologyからヴィゴツキーとかルリアとかピアジェの英訳が手に入ります。
ScienceDirect http://www.sciencedirect.com/
いろいろな学術雑誌の論文のe-textが読めます(必ずしも最新ではないが)。上のカテゴリーからjournalsを選び、Select All Journals and Book Seriesうんぬんからpsychologyを引っ張り出して、とりあえずはCognitive Science誌でも選んでみたらどうですか。あとは?…各論文の参考文献表でも参考にしてくれ。
Cogprints - Welcome to Cogprints http://cogprints.org/
これも結構いろいろと論文がある。BrowseのSubjectをクリックして、後はお好きな分野をお選びください。
CogNet http://cognet.mit.edu/
MIT、マサチューセッツ工科大学のホームページ。log inが必要。面白そうだが、私はログインしてまではちょっと…。一応参考までに。数年前はもうちょっと違ったページだったはずなのだが。

  • 番外編

守 一雄のホームページ http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/hp-j.html
以前はこのサイトのKR(教心研レビュー)を熱心に読んでいたものだが(KRとは「教育心理学研究」という学術雑誌に載った論文への批評)。久しぶりに訪れたら…?。DOHC(年間百冊読書する会)は相変わらずやってた。お薦め。ちなみに、この人はドーキンス派らしいが、私はグールド派である(反・適応万能主義!ちなみに、非・適応主義ではない。勘違いしないよう。)。