朝日新聞朝刊(06/5/19)から引用
将棋やチェスで必須の「先読み」をするときの脳の細胞レベルの活動を、東北大虫明元教授(生理学)のグループがサルの実験で突き止めた。大脳の前頭前野にある複数の細胞が一手ごとに対応しており、課題を見た瞬間に同時に活性化することで先読みをしているらしい。前頭前野は思考に深くかかわることで知られるが、課題解決の際の活動を細胞レベルで明らかにしたのは初めて。
http://www.asahi.com/science/news/TKY200605180413.html
これは面白い。お願いだからマスコミはこういう研究成果を紹介してくれ。脳科学をネタにしての下らない社会評論（若者の脳が退化している？*1）とかお役立ち情報（こうすると脳がよみがえる？）ばっかりなのはもうやめてください。ちなみに、同じく朝日新聞でも通常の科学欄はあまり面白くない。
*1:ちなみに大人による若者批判はいつの時代もあるので付き合うのはアホらしい
