独り言

スピリチュアルが非科学的であることは初めから自明じゃん!みたいな個人的意見は置いとくとしても、スピリチュアル批判をしている有名な人の中には違和感を感じる人がいる。私には、果たしている(問題含みの)役割の点ではスピリチュアルと俗流若者論と俗流クオリア論に違いを見出すことができない。リカちゃんとかモギっちとかの批判に専門性があるなら聞く価値はあるかもしれないが、所詮は人気評論家にすぎないのはもう分かっている。スピリチュアルを批判したいなら常識の観点からすれば十分であって、(俗流を含めて)権威を持ち出す必要はないんじゃないのか?
それから、ユングやシュタイナーのような(宮台真司が言うところの)西洋密教*1を俗っぽいスピリチュアルと一緒くたにして擁護するやつを最近見かけるようになったが、そういうのって馬鹿にされてるようで私にはむしろむかつく。(自分の)位置取りのための擁護なんてするな!
それにしても日本の約十年前のオウム事件のときの状況との変わらなさにつくづくあきれる。おそらく日本は十年後も同じ様かもしれない、という絶望を持ってやってないやつを私は信用しない。

*1:安藤哲也(Fathering Japan 代表)との子育てトークイベントに出ました」を参照。ちなみに「この無自覚な過程を、透明な自覚へともたらす作業が必要」かは根拠が感じられなくて疑問。自覚が物事をダメにする可能性も十分にある。だからこそのミメーシス擁護じゃなかったのか?。それにしても、超絶主義にまで言及する宮台真司の教養の高さには驚く。宮台真司は(あんなに批判的だったのに)アメリカに対して無知ではない!