2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

コメント欄での論はとりあえず穏当に終了?

前回の記事のコメント合戦は泥仕合になることなく終わってよかった(自分に都合よく終わり?)。相手の方が礼儀正しい方だったのが功を奏したのか。有意義なコメントだったのにイチャモンつけてすいません。でも、結果的には読めるコメント群になっているよ…

何で日本って文化相対主義の肩を持つ人ばっかなの

科学的世界観のblog「世界内存在としての心」 http://nbsakurai.exblog.jp/3519170/ 河野哲也『 第五章 存在の具体性 ―― 世界内存在と認知 』よりの引用から。 P223 「心とは何であるか」と問うことは、「自分はいかなる存在か」と問うことと直接つなが…

新たな認知科学年表を作成してます

今現在、以前作った認知科学年表(http://d.hatena.ne.jp/deepbluedragon/20050729/p1)の増補版を英語原典版と共に作成している。主に参照しているのはThe Cognitive Science Millennium Project(http://www.cogsci.umn.edu/OLD/calendar/past_events/millenn…

日本の第一級の認知科学者、波多野誼余の死

Hiroaki Suzuki's Blog「波多野先生の思い出」 http://edhs.ri.aoyama.ac.jp/~susan/archives/2006/01/post_131.html 大津研のホームページ「波多野誼余夫先生を偲んで」 http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/

ウィキペディアの認知科学に関連した項目

ネット上のフリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)なんてまじまじと見たことなどなかったけど、認知科学関連の項目はネット上で手に入る情報の中でも出色なようだ。以下でちょっと文句も言っているが、とはいえ自分で説明を書き込むほどの自信はない。そ…

E.八ッチンス他「空間、身振り、話し言葉から意味を構築する」より抜粋

序文 仕事場での対面コミュニケーションはよく主に話し言葉から成立してると思われる。話し言葉は明らかに表象の作成にとってとても重要な媒体であるが、複雑な仕事場面では様々なそうした媒体のうちのひとつである。身振りと話し手と聞き手がいる空間はたい…

ブログを読んでのどうでもいいおしゃべり

kajougenron : hiroki azuma blog: 解離的近代の二層構造論 http://www.hirokiazuma.com/archives/000194.html 前期/後期ウィトゲンシュタインの話から。すべて計算でOKの前期と、そんなわけないじゃんの後期。認知科学を前期に入れちゃうのは図式上しょう…

プロフィールにお薦め記事をつけました

新しい訪問者向けにプロフィールにお薦め記事とその解説をつけました。お暇なときにでも、右のプロフィールからどうぞ。いつ読もうが減りはしないですから。

建築デザインにおける生態心理学的な考察

テレビの美術番組で欧米の有名な建築家の建物を見てつくづく感心した。よくモダニズム建築批判とかを耳にするが、その代表のル・コルビジェの作品ってこんなにすごかったんだ、と番組を見て驚く。建物の端から端まで計算されつくされていることに感心。結構…

J.J.ギブソン「私たちは何によって見るのか」

常識では人はその目によって見るとされる。心理学では、違う、人はその脳によってのみ見るのだと言う。運動論者は、違う、筋肉が行動を起こしたときに(極端に言えば「その筋肉によって」)だけ人は見るのだと。これらの定式化のすべてには間違いはないのだ…

あけましておめでとうございます

年末はコメント欄に大物降臨(たぶん)、でつい調子に乗ってその後いろいろ書いてしました。すいません、ご無礼をお詫び申し上げます。これを読んでる人に茂木好きや人工知能好きがいることは知っています。これでこのブログの読者は減ってしまうかな。でも…